ある日、突然現れた少年「ライオン」が、洸人(柳楽優弥)とみっくんこと美路人(坂東龍汰)の兄弟に大きな波乱を巻き起こす。
そんな『ライオンの隠れ家』では、家族の過去にまつわる謎が少しずつ浮かび上がり、行方不明の姉・愛生(尾野真千子)や謎の青年「X」の登場も絡んで、サスペンスが深まっていきます。
ここでは、今後の物語がどのように展開するか、予想していきます!
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これまでの物語で分かったこと
・突然現れた少年ライオンは、洸人の姉・愛生(あおい)と橘祥吾(しょうご)の息子・愁人(しゅうと)だった
・愛生は、祥吾のDVから逃げるために洸人(ひろと)にライオンを預けた
・Xの本名は、柚留木(ゆるぎ)。愛生に依頼され、二人を守ろうとしている。少年時代に父親に暴行を受けていた。そのとき父が着ていた黒い服を母が恐れるため、いつも白い服を着ている。
・美央は、Xに頼まれてライオンたちを観察していた
・ライオンは、愛生との約束を守って行動していた
・7股議員の亀ヶ谷が、裏で将吾に仕事を依頼していた。
・祥吾は、児童祥吾施設にいたが、跡継ぎのための養子で、橘家を家族だと思っていない。病弱だった兄の春一が復活したため跡取りにもなれず、居場所がない。兄に解雇され、愛生監禁・暴行の罪で逮捕された。
・亀ヶ谷の秘書は、リニア関係者失踪のことを知り、樺島に消された。
小説版ライオン。復習にも便利です。
『ライオンの隠れ家』の展開予想
1.橘祥吾の正体と過去の秘密
祥吾がライオンにDVをしていたことが第6話で判明しましが、それだけでなく、祥吾の過去にはさらに複雑な事情が隠されていそうです。
愛生との関係がこじれてしまったのには、祥吾自身が抱える、心の問題がありそうです。
祥吾のいる会社「たちばな建設」は、祥吾の兄が社長を務めていますが、代々橘家の者は幹部になれるのに、祥吾は幹部になることができません。
祥吾が何故幹部になれないのか。この謎がまだ残っています。
もしかしたら、祥吾は橘家の中でも正当な血筋ではないのかもしれません。
→7話で、養子であることが判明しました。
それで、祥吾自身も親からDVを受けていた。
そして、家族がいないと言う愛生と共感し、慰めあって生きていこうと思った。
しかし、DVを受けていた子は、自身もDVをしてしまうことが多いため、衝動を抑えきれなかった。
楓が、その結末を暴き、祥吾は投獄されるのではないでしょうか。
さらに、たちばな建設には深い闇がありそうです。
亀ヶ谷議員とのつながりを天音が突き止めたところです。
議員と建設会社と言えば、間違いなく談合でしょう。
たちばな建設は、亀ヶ谷にわいろを渡し、山梨県で進められる、リニア開発事業を勝ち取った。
それが発覚すれば、亀ヶ谷は失脚するのはもちろん、事業は見直しとなり、たちばな建設の評判も地に落ちるでしょう。
住民がリニア反対運動を起こし、会社は立ち行かなくなる可能性があります。
談合をスクープするのは、楓でなく天音。
楓は祥吾のDVをスクープし、二人で協力して、一気にたちばな建設と祥吾への逆風をたなびかせるでしょう。
それにより、天音は、念願の社内表彰を手に入れます。
楓は、フリーとして生きていくか、新しい会社を立ち上げるかもしれませんね。
愛生とライオンの再会、みっくんとの和解
楓が記事を公表した後、愛生は逃亡する必要がなくなり、釈放されるでしょう。
みっくんは、愛生を怖がっていたものの、再会し、ライオンを通じて和解する展開が予想されます。
→8話で描かれました。
愛生は母として再びライオンのそばに戻り、小森家の一員として、母の思い出を語りながら、心の平穏を取り戻していくのではないでしょうか。
そして柚留木とは今度こそ契約終了となります。
ライオンとひろとたち家族の未来
最終的には、ライオンと愛生が洸人たちの家族の一員として生活を共にする結末が見込まれます。
みっくんは、一人で生きていく力をつけつつも、これからも大家族として、支え合いながら生きていく。本の挿絵や観光のシンボルを担当したことで、収入面でも支えてくれそうです。
兄弟児として生きてきたが、自分の時間が突然できたひろと。
仕事も休職していることですし、出版社で働いたり、小説を書いたりしていくのかもしれません!
Xと美央の役割
X=柚留木の過去が明らかになるでしょう。
Xは,洸人にDVのことを話すときに、咳込んでしまいました。
もしかすると、柚留木自身も、過去にDVを受けていたのかもしれません。
→9話で、柚留木もDVを受けていたことが確定しました。
樺島に暴力を振るわれてパニックになってしまいましたが・・・。
自信を取り戻し、これからも弱者のために動く、隠れたヒーローを続けていくのでしょう。
楓も柚留木の協力者になったので、今後はタッグを組んで、悪者をとことん記事にして追い詰めていくのではないでしょうか?
美央も洸人との関係が進展し、小森家の一員として、ずっと支えとなってくれるでしょう。
最終回はどうなる?
ライオン、愛生は、どんどん暴かれていく秘密にほんろうされながらも、Xや洸人、みっくん、美央たちの助けを得ながら、嵐の後の最終的な幸せに向かっていくことは間違いありません。
祥吾は受刑し、たちばな建設の面々も力を失い、愛生とライオンを脅かすものはいなくなるのではないでしょう。
辛い展開も続きますが、安心して見守っていきたいと思います。
たまには違う景色が見たくて飛んで行ったウミネコ・愛生も、小森家から仕事に通い、たまにはまた違う景色も見ながら、今度こそ、居場所をつかむと思われます。
ウミネコが洸人という目線では、違う景色を見に行ったが、平穏な日常に戻っていきます。
不安定だったライオンのプライドは、洸人という大人の雄ライオンを中心に、安定した、安全なプライドが築かれるでしょう。
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