2024年11月15日放送の第6話では、ついに、ライオンが小森家に預けられた理由、美央が監視をしていた理由、そしてXの本名が明かされました!
第6話の予告はこちら!
それでは、第6話のあらすじと感想を書いていきます。
あらすじ&感想
「姉の決意と真実」
洸人(柳楽優弥)は、ライオン(佐藤大空)が遊園地で美央(齋藤飛鳥)に抑え込まれていた理由を理解できません。
美央に尋ねるも、美央は「ごめんなさい」と言って走り去ってしまいます。
ばらばらになって地面に落ちたチューリップを、気まずそうな顔で拾ってあげるみっくん。
みっくんも内心は、怖かったなあと思っているのでしょう。でも、平静を保ってくれていて良かった。
チューリップ、いつか渡せるといいですね。
夜、傷ついたライオンは、ライオンのぬいぐるみを投げ捨ててふて寝してしまいます。
朝、なかなか起きてこないライオン。
「牛乳がありません!」この時は大きな声のみっくん。
「ああ、新しいのあけていいよ」と洸人。
「新しいのありました」声が小さくなるみっくんがかわいいです。
ライオンが起きてきて、洸人に抱き着いてきます。
洸人はそのままライオンを抱っこ。
その様子を見て、「赤ちゃんライオンです!」と指さして笑うみっくん。
「みっくん!」と洸人に注意されてしまいます。
切ないシーンに、笑いを混ぜてくるみっくんさすがです。
その後、きまり悪そうに、手を頭に置いていたのがまた良かったです。
楓と天音のママ
いつものスナックでは、仰向けに転がる記者二人、楓と天音の姿が。
「あの女(美央)だれでしょうね」
「それよりあの子どもでしょ」
遊園地での出来事を話しています。
「それより開店前に来ないでって言ってるでしょーうち実家じゃないんだからねー」
とお化粧をしながら小言を言うスナックのママ。開店前だから、ガラガラなんですね。
「ママ、おなかすいたよ」と甘える天音に、
「だからあんたのママじゃないから」と言いつつ、ミックスナッツを投げてよこすママ、優しい。
ここにきて、ママがいい味出してきています。
天音はミックスナッツを洸人たち人物に例えて並べ、関係を整理しますが、楓に食べられてしまいました!
Xの本名と真実
洸人は、職場で美央に事情を尋ねようとしますが、美央は姿を見せません。
やむなく美央のアパートを訪ねますが、美央は「ライオン君を守るためには、ああするしかなかったんです。私からは、話せなくて。」とドアを閉めてしまいました。
一方、警察に連行された愛生(尾野真千子)は、息子・愁人(=ライオン)を殺害したと自ら供述します。
このニュースを知った洸人は、明らかな嘘に混乱。
そんなとき、ライオンのスマホに「17時、最後の堤防」とメッセージが届きます。
翌日、指定された場所で洸人を待っていたのはXでした。
Xの本名が、柚留木(ゆるぎ)であることが判明します。
ゆるぎない、Xの信念にふさわしい名前ですね!
Xは、愛生の計画、すべての真実を洸人に話してくれました。
愛生とライオンは、祥吾からDVを受けていた。そこで柚留木に助けを求め、自殺したように見せて別の人生を歩む「偽装死」を計画する。
しかし、身の危険を感じ、準備が足りないまま、予定より早く逃亡することになった。愛生はお金がなく、働く必要があったため、小森家に
ライオンを預けた。そして、警察に行かせないよう、美央に監視を依頼したのだった。
愛生は捕まってしまったがまだあきらめていない、世間の目からあの子を隠してほしい、とゆるぎは頼みます。
その頃愛生は「あんな毎日からいいかげん逃げたかった。息子の首を絞め、橋の下に突き落とした。その後、息子がいなければ自由になれると気づいた。」と供述します。
ウソを言いながら、合間合間に本音が隠れています。
祥吾にライオンが見つかってしまえば、「あんな毎日」に戻されてしまうのでしょう。
さて、みっくんとの帰り道。道端の花の色、夕日の色に夢中なみっくん。
そんなみっくんに、ひとりごとのように語り掛け、ライオンの今までの苦労をおもんばかる洸人。
算数ドリルを制覇したライオンに、「ここまでよく頑張ったね」と頭をなでてねぎらいます。
ストーリーとしては、なくても成立するこのシーン。夕日の美しさを数字で表すみっくんも素敵だし、洸人の優しさもにじみ出ていて、
ぐっとくるシーンでした。
洸人は、お墓の前で美央に話を聞くことになります。
美央は、新人だったころ、このお墓にいる園児の虐待に気づいていたが、何もできないまま、その子は死んでしまい、保育士を辞めたと話しました。
「私がもっと早く動いていたら、何か変わったはずなのに。私が見殺しにしたってことです。亡くなった子とライオン君はちがう。(ライオンをまもったとしても)償えない」と美央。
こう考えるのは苦しい。苦しいけれど、すべての大人が、こう考えなくてはならないのだと思います。
虐待からこどもを守るためには。
洸人は、「結果的にそれでライオンを守れた」と礼を言いました。
たちばな建設では
祥吾の兄、春一が、「大丈夫か?あんまり気を落とさないで。コーヒーでも持ってくるよ」と祥吾に声を掛けます。
それを聞いて「社長直々に。優しいお兄さんですね」と声をかける樺島。
いい人ぶっている春一ですが。
これは優しいのか?ちゃんと、いい人ぶれていないような?
息子が殺され、妻は殺人犯だというのに、気を落とさないでっていうのは軽すぎやしないか?と思いますが。
そこに、恐ろしい言葉を返す祥吾。
「まあ気を落としてはいないんですけどね。愛生が愁人を殺すわけがない.何としてでも愁人を見つける」
!!!愛生のウソの供述は、祥吾には通用しませんでした。さすが、DV夫でも夫は夫なのですね・・・。
「なら、世間を味方につけてうまいこと捜しますか」と樺島。うさんくささがすごい男です。
さらに、洸人のところには、楓がやってきて、「何を隠しているのか」と問い詰めます。
そこに美央が現れ、「デートだから」と助けてくれました。
「美央は、3人といてずっと楽しかった、今更もう関係ないなんて思えなくて」と言い、協力してくれることになりました。
しまうま推しのみっくん
美央は洸人と一緒にみっくんのお迎えへ。なんと、時間ぴったり!
みっくんもライオンも、美央のことを怖がりますが、
「ごめんね、許してくれる?」と尋ねる美央。ライオンは許してくれました。
そして、美央の考えた、ライオンのかくれんぼ作戦がはじまります。
美央たちがたくさん買ってきた、ライオンの新しい服を次々に着せていくのですが・・・
しまうま模様の服があり、みっくんは気に入ってしまいました!
「僕が選びました。しまうまです。しまうまに着まえます!」と張り切ります。
「シマウマの縞模様は肉食動物から身を守ることができるといわれています」
「また最近では伝染病を持つハエが縞模様を嫌う傾向があるって・・・」
「ごめん。違うのにしよっか」
あっさり、反対されてしまいます。
しまうまの服に鼻をうずめ、残念がるみっくん。
椅子に座り、シマウマの上下セットを未練がましくにぎりしめていましたが、
「みっくんどう思う?」と話がふられ、
「縞模様は、伝染病を持つハエから身を守ることができると言われています」と再び語っていました!
その後、髪の毛も洸人が切ることに。
ライオンが切られている間、みっくんは自分の髪の毛の同じところ触ってそわそわ・・・
ライオンはすっかり短髪になり、ガラッと印象が変わってびっくりしました!本当に別の子みたいです。
きりっとした表情でみっくんを振り返るライオン。目が合ったみっくんは、ライオンの変化に何て言っていいのか言葉が出てこないようで、指をチョキチョキしたり、目をぱちぱちさせて、微笑みました。
なんでしょう、この二人のこの無言のやり取り。ひたすら可愛いです。
そしてなんと!ライオンが、しまうまの服を着てくれました。大好きなみっくんのためなのかな。良かったねみっくん!!
みっくんにやにやしながら、「シマウマは視野が広く外敵を素早く見つけることができますまた特技は後ろ蹴りです。」と言って、口をすぼめ、後ろ蹴りを披露してくれました!
≪自分の中に、まだ笑える気力が残っていることに正直驚いた≫と感じる洸人。
ライオンの約束ノートに、もう一つ新しい約束を追加します。
新しい約束とは?
【ライオンのお母さんが戻るまで、3人で笑って暮らすこと。そのためにぼくとみっくんでライオンを守る。】
「そう。約束する。」
「でもママやぶった。どっか行っちゃった。」と泣き顔になるライオン。
「でもライオンのお母さんは諦めてない。まだ思いは続いているんだよ。ライオンを守ってって頼まれたんだ」と伝えます。
ライオンをつんつんしていたみっくんも、「僕とお兄ちゃんとライオンは同じプライドの仲間です。安全なプライドです。」と言ってくれました。
このときのみっくんの声が、いつもの大きな声とは違って、かすれたような、感情の揺らぎが入っているんですよね。
これはきっと、みっくん役の坂東さんの心が、今までのやり取りで大きく揺れてしまい、精一杯押さえて出した声なんだろうな、と思いました。
そして、洸人とライオンが指切りしたのを見て、自分から近づくでなく、小指をぴくぴくさせてアピールするみっくん。
ライオンのぬいぐるみも、みっくんが小指で引き受けて、4人で約束をしました!
ママとの約束を必死に守ってきたライオンに、新たな約束ができました。
みっくんが、誰かを守る日が来るなんて、成長に胸が熱くなります。
そして、目に涙を残したまま、「ガオ~!」と突然元気になるライオン。
こんなやんちゃな姿は、ライオン役の大空君の素を感じます。
暴れるライオンをなだめながら、「シマウマはガオーと鳴きません!」と突っ込むみっくん。そこ?笑
みっくんとライオンが一緒に寝ている間、洸人は、X(ゆらぎさんじゃない方)のようなもので、ライオンの顔写真が拡散しているのを見ます。「美少年」というコメントがほとんどでしたが、「少しでも力になれたら」というコメントもありました!
翌日、ライオンが牛乳がこぼし、約束などすっかり忘れて喧嘩をする二人もほほえましかったです。
しかし、終盤恐ろしいことが!
愛生あてに母が送った手紙を、祥吾が見つけてしまいます。
そこには、洸人とみっくんの写真も。
怒りに震える祥吾が思い出していたのは、結婚指輪をずっと眺めて幸せそうな愛生の姿でした。
「見すぎだから」と笑う、まだ爽やかだった頃の祥吾。
「ふふふっだって嬉しいんだもん。初めて家族ができたからさ」と愛生は言っていました。
・・・なのに、なんでだよ!俺以外に家族、いるじゃないか!(祥吾の心の声)
祥吾はバーンと箱をたたきおとします。
さらに、ピンポンが鳴り響く小森家。インターホンの画面に映るのは、ホラーテイストの楓でした!
ライオンに、魔の手が迫ってきます。
まとめ
第6話では、最大の謎が解明されました。
大方、予想通りだったかもしれませんね。
まだ半ばですから、これからたちばな建設の闇が浮かび上がってくるのでは?と予想しています。
ほのぼのシーンとしては、みっくんがしまうまに興奮している姿がたまらない神回でした。
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