『海に眠るダイヤモンド』第4話あらすじ詳細(3話ネタバレ含)・予告 精霊流しの夜の想い

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『海に眠るダイヤモンド』第4話のタイトルは、「沈黙」。

死者と戦争がテーマになるようです。

第4話のあらすじと予告と展開予想を書いていきたいと思います。

あらすじ

1958年7月。

鉄平(神木隆之介)は、幼馴染の朝子(杉咲花)の初恋が自分であったことに気づき、浮足だってソワソワソワ・・・。

わりと、単純な鉄平くんです。

本当は朝子が好きな、鉄平の親友の賢将(清水尋也)は、気が気ではありません。

その頃、進平(斎藤工)はリナ(池田エライザ)の部屋を訪れ、そこで衝撃的な物を目にします。

誰かのお骨でしょうか。

一方、「カルチャーを感じる仕事」がしたいが、映画館の客足が減って悩んでいた百合子(土屋太鳳)は映画館を辞め、労働組合の新聞編集者として働いていました。

カルチャーが感じられる良い仕事があって良かったですね!

しかし、長女を亡くして以降、長らく体調を崩していた母・寿美子(山本未來)の容態が悪化します。

鉄平は、百合子の家族の運命を変えた1945年8月9日の出来事を思い出しました

1945年8月9日、端島の様子

長崎市への原子爆弾投下により、軍艦島(端島)も被害を受けました。爆心地から約15キロメートル離れた位置にある軍艦島では、爆風や熱線の直接的な影響は限定的でしたが、放射線や降下した放射性降下物(いわゆる「黒い雨」)による被害が報告されています。

当時、軍艦島は炭鉱の島として多くの労働者とその家族が生活していました。原爆投下後、長崎市内から避難してきた人々も島に流入し、島内の医療施設や生活環境は逼迫しました。また、放射線の影響により、島内で健康被害が発生したとの証言もあります。

しかし、軍艦島に関する被爆の詳細な記録や研究は限られており、被害の全貌を明らかにするにはさらなる調査が必要とされています。

現代では、いづみ(宮本信子)が玲央(神木隆之介)に「一緒に会社を潰そう」と提案し、玲央を第二秘書として雇います。

第一秘書、澤田さんにお仕事を教えてもらうのでしょうか!澤田ファンとしては楽しみです。

突然の出来事に戸惑う社員たちを前に、いづみは玲央を「次期社長候補」と紹介します。

しかし、いづみの家族の間で、玲央に関する疑惑が持ち上がります。

第4話では、長崎の精霊流しを中心に、さまざまな人間模様が繰り広げられるようです。

長崎の「精霊流し」とは

毎年8月15日に行われる伝統的な行事で、故人の魂を慰め、送り出すためのものです。

この行事では、家族や町内の人々が手作りの船を曳きながら市内を練り歩き、故人を極楽浄土へと送り出します。

日が暮れると、町中から「チャンコンチャンコン」という鐘の音や「ドーイドーイ」の掛け声が聞こえ、また数多くの爆竹の音が空に響き渡ります。

この行事は、江戸時代に中国から伝わった「彩舟流し」が起源とも言われており、長い国際交流の歴史を持つ長崎ならではのものです。

精霊流しは、雰囲気が非常に独特で、亡くなった人を思うと悲しい反面、町には多くの人や爆竹の音が溢れて賑やかであり、明るさと寂しさが入り混じる行事です。

予告

・玲央の隠れ孫疑惑

・8月15日、灯篭流し。白装束を着た人たちが、船を運ぶ灯篭流しの儀式が再現されるようです。

・進平「戦争から生きて帰った。それだけでなんも言えんとさ、親父は」

灯篭流しは、戦争の記憶を呼び起こしますね。一平の心の中には、戦争の傷跡が色濃く残るようです。第3話で一平は、「荒木吉平」「荒木和子」などと書かれた遺影を見ていました。亡くしてしまったこどもたちでしょうか。

・並んで儀式の様子を見る進平とリナ

「生きて、見直したかったの」

リナが、死に直面した辛い過去を打ち明けているのでしょうか

・百合子「あの子が楽しそうにしていると腹が立つのよ」

朝子へのセリフかどうかは分かりませんが、賢将と別れたと言ってはいましたが、百合子の、朝子へのわだかまりは消えないようです。

・鉄平「おれ25歳の役だよ」ほっこりシーンですね。映画に出られなかった朝子のために、劇でもやるのでしょうか?

・島民が集まって花火を見る平和な風景

・朝子「奇跡は人が起こす」奇跡を夢見ているのか、何か奇跡が起きたのでしょうか?

これからどうなる?

前回、朝子の気持ちに初めて気がついた鉄平ですが、ソワソワしているだけで、恋模様に大きな進展はないと思われます。

賢将も、相変わらずけじめをつけられず、百合子も未練がある様子がうかがえます。

リナと進平は、じっくり絆を深めていますね。

進平は、亡くなった妻のことを思いながらも、今生きているリナという存在に心を分けています。

傷を持つもの同士、分かりあえるところがあるようです。

灯篭流しは、死者の話。

百合子の姉が亡くなった話がついに明かされるようです。

1945年8月9日は、長崎に原爆が投下された日です。

百合子の姉は、原爆の被害に遭い、亡くなったと思われます。

一平も、寿美子も、子を残して生き残ってしまった悔恨を抱えて生きてきたのかもしれません。

まとめ

第4話では、8月の灯篭流しの幻想的な風景の中、原爆投下を振り返り、残された者の生きづらさに焦点が当てられていくようです!

灯篭と共に、悲しい気持ちも流れてしまえば良いですよね・・・。

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