『海に眠るダイヤモンド』今後のあらすじを予想!

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『海に眠るダイヤモンド』はどんな話?

日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』は、昭和の高度経済成長期と現代の東京を結ぶ壮大なヒューマンラブストーリーです。

物語は、1955年の長崎県・端島(はしま・通称「軍艦島」)を舞台に、炭鉱産業の発展とそれに関わる人々の生活、友情、家族の絆を描きます。

主人公の鉄平(神木隆之介)は、端島で炭鉱員として働く家に生まれ育ち、島を出て長崎大学を卒業後、炭鉱業を支える鷹羽鉱業に戻ります。

彼は幼馴染の賢将(清水尋也)や百合子(土屋太鳳)とともに、島で再び人生を歩み始めますが、福岡から端島にやってきた歌手のリナ(池田エライザ)も気になるようです。

一方、現代の東京では、玲央(同じく神木隆之介)がホストとして生活しています。

玲央は、謎の女性いづみ(宮本信子)に出会ったとたん、「忘れられない人」に似ていることからプロポーズをされます。いづみに連れられて長崎へと導かれ、過去と現代を結ぶ物語が展開していきます。

ドラマは、時代を超えた愛や友情を軸にし、戦後の復興期から現代までの70年間にわたる人間ドラマが描かれています。

第一話の感想

前情報なしで見てみたので、これはあの軍艦島か!軍艦島を舞台にドラマを作れてしまうのか!とまず驚きました。
見ていくうちに、軍艦島のディテールがしっかり作られていることにまた驚きました。
マンションの部屋から隣のマンションの部屋が見え、どこの部屋にも洗濯物が並んでいたり、蒸し風呂のような過酷な炭鉱で懸命に働く人々、当たり前のようにちゃんぽんを食べる姿、こんな生活をしていたのかというのがありありと感じられ、軍艦島が身近なものに感じられました。

 
マンションの上層部がおえらいさんの家になっているところなど、史実に基づいた生活ぶりがよく分かる構成だったなと思いました!

鉄平は、端島が島民以外の人々からは蔑まれていることに涙を流していました。
 
その端島から逃げるのではなくて、端島を愛し続けており、端島をよくしていこうと決意を口にする場面には胸を打たれました。

私だったら、逃げてしまっていたなぁ。
 
鉄平の故郷を大切にする姿、現状にただ嘆くだけではなく、アイデアと行動力で人の心を動かしていく姿、素晴らしい人材です。
 
現代に生きていたら、起業して成功していたかもなどと考えてしまいます。

これからの展開予想

 
第一話では、危険と隣り合わせの炭鉱で行方不明になったぎんたが見つかり、海藻のようにゆらゆら生きていくしかなかったリナが居場所を取り戻し、端島で働くことを父親に反対されていた鉄平と賢将が、端島を良くしていこうと決意するところで話が終わりました。
 
第2話では、端島を台風が襲います。これは、実際に1956年に端島を襲った、台風9号だと思われます。
 
この台風の被害は大きく、島の堤防がいくつか決壊したようです。
 
今後、史実をもとに、年単位で話が進んでいくと思われます。
 
端島では島内に水源がなく、しばしば深刻な水不足に陥っていたようですが、1957年には実際に海底水道が完成し、端島の水供給が安定しました。
 
この出来事が第2話か第3話で描かれる可能性が高いでしょう。
他にも、
・島には現在草木がないが、屋上庭園が作られる
・端島の人々の生活レベルがどんどん上がり、理想郷となっていく
・1960年代、石炭から石油へ主要エネルギーが移行して行く様子
・1964年の「九片治層坑道の自然発火事件」により、甚大な被害が出る
・1974年1月に炭鉱が閉山し、島民がちりぢりになっていくところ
・島民たちが、故郷を懐かしく誇りに思いながら、どのように暮らしていったか
 
などが描かれていくでしょう。

鉄平はどうなる?

端島を良くしたいという強い意志があるので、これから島を活気づけていくと思われます。
 
恋愛関係では、朝子(杉咲花)に思われ続けでいますが、やはりリナと恋人関係になり、リナが出産するのではないでしょうか。
いづみが鉄平の居場所を知らないわけはないので、2018年の現代では、死亡していることでしょう。

玲央はどうなる?

借金を抱えて路上に酔い潰れているところに、「人生変えたくないか?」といづみに問われた、玲央。
ここから人生をどう変わっていくのでしょうか?
 
炭鉱業が、他の地域の人には蔑まれていたように、ホストも、誰にでも誇れる仕事とは言い難い部分があります。
 
しかし、いづみは、キラキラしたもの好きよ、と、ホストにも肯定的でした。
 
玲央は、ホストという経験を生かしながら、今後やりたいことを見つけていくと思われます。
 
さらに、玲央が鉄平の孫であることが考えられます。
その場合、いづみと出会ったことをきっかけに、現代でも、島民同士の交流が生まれるかもしれません。
 

「いづみ」は、誰?

「いづみ」が一体誰なのか、考察が加熱しているそうですが、私は、「朝子」説を推していこうと思います。
・長崎にちゃんぽんを食べに行き、玲央は美味しい美味しいと食べていたが、いづみは「普通」と言う。端島で、毎日美味しいちゃんぽんを提供していたからでは?
・リナがホストに寛容だとは思えない。百合子が、いづみと同じペンダントを持っていたのは、ミスリードの可能性と深読みしてみます。ペンダントは、形見として、朝子が持っているのでは?
・いづみは実はお金持ちのようですが、島を出た後、ちゃんぽんの店をチェーン展開して、成功したのかも。

今後の見どころ

 
・複雑な恋模様。百合子は鉄平に昔好きだったことを伝えられ、どう返す?
・鉄平は端島をどのように活性化させていくのか!
・炭鉱をやり続けて肺が弱ってしまった鉄平の父、いつまで仕事を続けられる?
・石炭から石油にエネルギーが変わっていくときの、鷹羽鉱業の悲哀
 
今後も楽しみに見ていきたいと思います!

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