『ライオンの隠れ家』第5話では、ついにひろとは愛生と連絡をとることができました!
しかし、ラストには衝撃の展開が・・・
それでは、見ていきましょう。
第5話あらすじと感想
Xの指示で逃走する愛生
「週刊真相」の天音(尾崎匠海)が、新宿のキャバクラで働く愛生(尾野真千子)を隠し撮り。
その写真を楓(桜井ゆき)が記事として公開しました。
X(岡山天音)は愛生に現在の場所からすぐに逃げるよう指示します。
愛生は給料を受け取ることもできず、同僚の財布を盗んで逃げ出します。
楓は、橘祥吾を待ち伏せし、「橘愛生さん、生きてますよ」と、伝えます。
振り向いた祥吾の、ほとんど表情を崩さない中に、かすかに混じらせた驚きが見事です。何を考えているのか、本当に読めませんね。安堵の声を取り繕うまでに、少し間がありました。
爽やかな役の多い向井さんだけに、ギャップによりぞっとします。
楓は、祥吾からも取材を取り付けることに成功、非常に有能です。
が、単純に味方と思ってはいけませんね!
お仕事ですからね。
愛生を追い詰めることになってしまいましたが、仕方ありません。
でも、最終的には、たちばな建設の特大スクープを流してくれることを期待しています!
ライオンのシールをつけると強くなる
小森家では、ライオン(佐藤大空くん)が、洸人(柳楽優弥さん)にライオンのシールをペタ!
このシールをつけると強くなるそうです。
ライオンは、寅じいにもシールをペタ!
効いてきたったら効いてきた♪と歌いながら立ち上がっていく寅じい。
ライオンの優しさに、寅じいが優しさで応え、立ち上がっていく寅じいは、優しさの化身のようです!
寅じいが存在していてくれて本当に良かった。
人の本当の価値って、大きなことを成すとかではなくて、こういう瞬間にあるのだなと思います。
行ってらっしゃい、とライオンに言われ、照れちゃうひろとも可愛いですね。
楓にライオンのことを気づかれた??
洸人は記事を見て愛生が生きていることに安堵するものの、なぜ連絡をくれないのか疑問を抱きます。
楓に連絡を取り、会うことに。
楓の記事には、母親が息子を殺したんじゃないかというコメントがずらり。
「世論て怖いですよねー」と楓。そして、
「もしかして小森さん、事件に関わってます?」と尋ねます。
狙った獲物は逃さない楓が、ついにひろとに狙いを定めました!
「あ、仕事戻んないと」とひろとは逃走。
おしりには、ライオンのシールが!
正直者のひろとがしゃべってしまうのではとハラハラしましたが、とりあえず、ライオンのシールが守ってくれたようです!
愛生の本当の姿は・・・?
愛生が働いていたキャバクラには、記事を見た山梨県警の高田と佐伯が調査にやってきました。
田中という偽名で働き、財布盗んで消えたことを知り、高田は窃盗事件の捜査に同行することに。
小森家では折り紙のチューリップを、ライオンがひろとに見せています。
その様子をカーテンの隙間からこっそり覗くみっくん(坂東龍汰さん)。
後になり、「ライオンのお母さん、ぼくとお兄ちゃんのお姉ちゃんですか?」とひろとに問います。
気になっていて、挙動不審になっていたようです。
「怖いです。お姉ちゃんが怖いです。」とパニックになるみっくん。
「昔のことを思い出しちゃった?」とひろと。
みっくんは、「ライオンが危険です!」と叫び始めました。
みっくんにとっては、愛生は怖い姉だったんですね。
高校生の愛生が遠くに行ってしまったのは、みっくんにとって助かる選択だったようです。
ひろとは、ライオンの下着につけられた、ライオンの模様のアップリケを見ます。
こういった、いろんなところにちりばめられた見られる愛情を見るかぎり、姉が、ライオンを虐待して逃げたとは思えないようです。
視聴者もみんな、愛生が虐待したなんて思ってませんからね。
疲れている貞本
一方、貞本の妻は、3人目の出産で里帰りして、こどもたちが大号泣しているとのこと。
そんなこどもたちの世話を引き受けた貞本は素晴らしい!
再び、リトル貞本が無事に生まれるといいですね。
美央の過去とは??
愛生の潜伏先にXがやってきます。
「カーテンは閉めて。もし今あなたがつかまれば、この計画はすべて水の泡です。」
Xは、美央にも連絡を取ります。美央は連絡を断ろうとしますが、
「そうやってまた殺しにするんですか?」と言われてしまいはっとしました。
Xは、美央の過去を知っているようです。
もしかすると、Xの関係する子の虐待を、美央が見ぬふりをしてしまったのでしょうか。
みっくんが、寅じいの店で挙動不審になり、ソースを豪快に飛ばしてしまいます。
ソースがついたライオンのぬいぐるみを、洗うのを拒否して抱きしめるライオン。
ライオンのぬいぐるみの中身を守りたかったんですね!
みっくんが東京に出張へ!
さて、今日から東京に出張するというみっくん。
「一つ泊まります。」と言いますが、船木さんがあと数分で迎えにくるのに、荷物の準備が終わっていない!
準備を手伝いたいライオンは、図鑑を渡したり、ハンカチを渡したり。
そして、みっくんのリュックに、歯ブラシが入っていないことが判明!
ライオンが歯ブラシを持ってきてくれますが、絵の具のチューブを踏んでしまい、絵の具が出てきてしまいます!
こんなバカみたいなドタドタですが、子育てあるあるだな~と思います。
慌てるほどに、いろんなトラブルが起きるんですよね・・・
こんな状況でもイラつかないひろとが立派です。
その後、ひろとは美央とランチ。
「なんとか間に合った」と言っていました。
あの状況で間に合っただなんて!
母親に会わせたいと言うひろとに、
「虐待があっても、子供は親をかばったり、会いたいって言うんですって。母親には会わせたくない」と言う美央。
美央は、子供の言葉を信じて、過去に母親から引き離さなかったことを後悔しているのかもしれませんね。
みっくんは、船木さんと出版社で打ち合わせ。
「たくさんの動物と一緒に暮らす家族に密着したエッセイの挿絵に、いろんな動物の家族を描いてほしい。」と依頼を受けます。
家族という言葉を聞いて、
「六歳のライオンと暮らしていて、暴れることもある。」と言い出すみっくん。
編集者びっくり!
そらびっくりしますよ!
ちなみに、ライオンの六歳はもう立派な大人で群れの生活に欠かせない重要な存在になっているそうです。
ライオンは家族です、と一生懸命しようとするが、うまく言えないみっくん。
船木さんが「こんなに家族思いだから、きっと素敵な家族の絵が描ける」とうまくまとめてくれました。
そのうち、みっくんが描いた、家族のライオンの絵が見られるようですね。
楽しみです!
愛生とライオンの約束
みっくん不在の小森家では、ライオンが寂しがっています。
「お母さんは、会えなくて寂しい?」とひろとは尋ねます。
ライオンは、「約束だから・・・」と目を伏せた後、「なんでもない!」とかき消してしまいます。
一方、ネットの書き込みを見て、警察に捕まることを覚悟した愛生。
愛生は、結婚することを報告しに家に戻り、義理の母(ひろととみっくんの実母)と話した日のことを思い出します。
義母は愛生の結婚を喜び、「ずっと渡したかった」と、ネックレスをプレゼントしてくれました。
「なんかあったら遠慮なく頼っていんだからね。みんなあなたの家族なんだから。」と伝えていました。
愛生の胸には、その時のネックレスが。
愛生はネックレスを触り、心を落ち着けているようです。
このネックレスは、不遇だった愛生の、唯一の心のよりどころなのかもしれません。
小森家。ライオンを寝かしつけたひろとは、ライオンのぬいぐるみの中に、一冊のノートを見つけます。ひろとがノートをめくると、書いてあったのは・・・
今までの、ライオンの行動をひろとは思い返します。
ライオンは、ママとの約束を必死で守っていたんですね!
ちょうど他局で放送中の、「嘘解きレトリック」でも、親との約束をけなげにずっと守っている女の子の切ない物語がありましたが・・・親との約束の力、すごいですね。
なんでもなく幸せに暮らしているときは、約束なんて守ってくれなかったりしますが。約束を守らないのは、守らなくても困らないと安心してもらっている証拠かもしれません。
愛生は、Xのポケットから抜き出したスマホで通信し、ライオンとひろとの話し声を聴きます。
「怖い夢を見た。かいじゅうが出たけど百獣の王だから倒した。だって、強くなったら迎えに来てくれるって約束したから。」
ライオンの話を聞いてこらえきれなくなった愛生は、洸人のスマホに「会いたい」とメッセージを送ります。
翌日、みっくんが出張から帰ってきました。嬉しそうに絡みつくライオン。
「一つ泊まれました」と誇らしげなみっくん。
そして、リュックの中からは次々とお土産が出てきますが、自分用の物も入っていて・・・なんと、ライオンと取り合いになってしまいました!
妥協せず、自分にとって大切なものを守る姿が素敵です、みっくん!
愛生との再会は・・・?
洸人は、みっくんとライオンと3人で、愛生が指定した待ち合わせ場所へ向かうことにします。
愛生が怖いみっくんは嫌がりますが、お母さんに会いたいライオンのために、ついていくことに。
愛生はXに会い、「息子に会いに行きます。どうしても伝えたいことがあるから」と伝えます。
「では、これであなたとの契約は終了です」とX。
「でもまだ、私はあきらめたわけじゃないから」と愛生。
このときすでに、愛生の中で計画ができあがっていたのでしょう。
ママにあげる折り紙をたくさん作ったライオンは、みっくんと競争しながら楽しく待ち合わせ場所に向かいます。
しかし、3人でいるところを楓に見られ、写真を撮られてしまいます!
みっくんと乗り物に乗りたがるライオン。
すっかり、みっくんに懐いています。
ひろとよりも、みっくんの方が、より感覚の近いお友達という感じなのでしょうか。
仲良くスカイサイクルのような乗り物に乗る二人。あれ結構怖いですけどね。みっくんは平気でしたね。
そんな二人を優しく見守りつつ、ひろとの脳裏には、まるで最終回のように、今までのみっくんとライオンの間の出来事が思い出されていきます。
「なんなんだよ、疲れるなあ。」とつぶやくひろと。
は!忍耐強い神のようなひろとが、唐突に愚痴った!
疲れるけれど、2人で過ごしてくれるようになって、今ようやく一息つけたんですよね。
自分は心配してやきもきして、あれこれしているのに、そんな苦労を飛び越えて仲良くなっていった二人に、「なんなんだよ、疲れるなあ」なのでしょうね。
でも、良かった、うんうん。
愛生との約束の時間になりますが、「僕は行きません。」とベンチに座るみっくん。
ライオンは、汽車ごしに愛生の姿を見つけ、愛生も気づいて顔をほころばせます。
愛生のもとに駆け寄っていくライオン。
そこに美央がやってきて、突然ライオンを押さえつけました。
と思ったら、警察がやってきて、愛生は連れていかれてしまいました!
呆然とするひろと。
ママー!と泣き出すライオン。
どうしたらいいかわからないみっくん。
あとちょっとだったのに・・・。感動の再会はなりませんでした!
去り際、愛生は、口パクで、ひろとに何かを伝えました。
「隠して」かな?
これ、ひろとにちゃんと伝わってないですよね多分。
次回、ひろとは何て言っていたんだろうと、あれこれ考えることになるのでしょう。
そして、警察に取り調べを受ける愛生。
衝撃の供述をします。
「私が息子を殺しました。」
ネットの書き込みにヒントを得て、捕まったらこう言おうと、ストーリーを考えていたんでしょうね。
現実問題として、戸籍はどうなるのよ?遺体はあがらないけども?などなど問題はありますが。時間稼ぎでしょうか。
まとめ
ライオンと愛生の、感動の再会は果たせませんでした!
事態がどんどん悪い方向に行きますが、小森家の絆は強くなっていきます。
愛生がライオンに何を伝えたかったのかが気になりますね。
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