【ライオンの隠れ家】最終回11話のあらすじ(ネタバレ含)&感想 貞本がコーンフレークを買いに行く頻度は?

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【ライオンの隠れ家】が最終回を迎えました。注目度もどんどんあがり、ロスの方も続出しているようです・・・

余韻に浸りながら、あらすじと感想を書いていきたいと思います!

最終回[僕たちの新しいはじまり]ポイント

・とつぜん、小森家から姿を消した洸人。気づけば、中退した大学の前に来ていた。

楓の後押しもあって、東京の大学の社会人入試について調べ始める。

しかし、みっくんの不安そうな様子を見て、タイミングではないのかと悩む。

愛生は、みっくんが、洸人は自分のことがめんどくさく、嫌いになったと思っていたこと、近くにいてもお互いの思いは分からないものなので、言葉にしてぶつけるよう伝える。

洸人は貞本の結婚10周年パーティーで、自慢の家族だと、みっくんへの想いを伝える。

・みっくんの1000人画廊の絵が完成。3頭のライオンが「ガオー」しているおどけたような絵。 しかし、絵を見て、みっくんは違います、と言って帰ってしまう。

その後、洸人とライオンの3人でウミネコの絵を描き足す。

その絵を見た洸人は、大学に行くことを決意した。離れて暮らすことになってもプライドのなかまだと、とみっくんに伝える。

そして、大学を出たら、いつかみっくんの絵をまとめた本を出版するのが夢と語った。みっくんが、洸人のファン一合になる。

・みっくんも、グループホームで自立することを決意。ホームの鳥羽さんが、みっくんのファン28号になる。

・愛生は寅じいの店で働くことに。

・服役中のゆるぎには、愛生から、真っ白の服の差し入れが届く。

・祥吾は、懲役3年の実刑判決を受ける

・楓は、週刊真相の特別連載で、事件の一連の記事を発表することに。スナックかすみで、天音から事件の情報を聞き出し、高田と「林檎殺人事件」の歌を熱唱する。

・洸人は、東智大学文学部・日本文学専攻コースに合格。

・四月。それぞれの旅立ち。

洸人は、愛生に「あとはよろしく」と伝えて東京に出発。

小学生になったライオンは、ライオン色のランドセルを背負って登校。

みっくんは、たった一人で路線バスに乗り、グループホームへ。

洸人が見上げる空には、3羽のウミネコが羽ばたいていった。

感想

希望と、坂東龍太の演技

ついに最終回を迎えました。ちょっと胸いっぱいで、なかなか何も言えないのですが・・・(それが先週からで、10話の更新ができず・・・)

『兄弟児』に対する希望を感じさせるところが特に素晴らしかったなと思います。

いつもみっくん中心で生きてきて、自分軸を失っていた洸人。みっくんには絵があるが、自分には何もない、と気づいてしまったときの焦り。

これはね、兄弟児じゃなくても、よくある問題でもありますけどね。

私なんて、もう、洸人より長く生きてるのにいまだに何もないですからね。子どもしかない。でも、弟と子どもはやっぱり違うかな。

愛生には、ライオンと洸人とみっくんがいる、他に何もないけれど、それだけで幸せって言ってましたしね。

何かあるとかないとかの問題じゃなくて、自分で選び取ってきたかどうかが重要なのかなと思います。

私の場合、誰かのためとかではなく、自分で進路を選び取って来た結果、何もないだけなのでね。納得がいくというか。

まあとにかく、何もないと気づいても、大人になってからでもやり直せるよ、やり直していいんだよ、という希望の提示だったなと思います。

洸人の検索履歴によると、奨学金についても調べていたようですしね。

奨学金を借りて行くのかもしれません。

そんなにうまくいく現実ばかりでないのは分かった上で。

希望を持つことくらいなら、していいんじゃないかなというのと、大人にもやり直せる社会であってほしいなと思います。

そして、洸人の決断を受け入れ、「はい」と返事をしたみっくんの顔がとても神々しくて。

あれはみっくんなのか?坂東龍太なのか?それとも仏なのか?混乱してしまうほどでした。

あれは多分、仏タイプの坂東龍太ですね。たまに、みっくんから坂東龍太が漏れ出してくるんですよね。それはそれで好きです。

コーンフレークは、2週間に一度で足りるのか?

月2で東京の洸人のもとに会いに行くという美央に、コーンフレークを買いに行くくらい多いとつっこむ貞本。

月2で足りるのかな?というのは、非常に気になりましたね。特に、貞本家は5人家族ですからね。一度にたくさん買うのでしょうか。むしろ、わざわざコーンフレークだけを大量に買いに行くのかもしれません。

寅じいサンタの正体をばらし、注意されても言い続けるみっくんも、いつもながらで面白かったです。

空気読めなくても許されちゃう、安心な環境が、ずっと続いてほしいなと思います。

七面鳥の名前の由来の豆知識【七面鳥は興奮すると皮膚の色が赤、紫、緑に変化し、七つの顔に見える】も見事でした!知らなかった。

洸人の夢のモデル

洸人がね、みっくんの絵を集めた本を作りたいと言ったときにはね、あ、実話!ときゅんきゅんしちゃいました。

みっくんの絵を描いている、画家の太田宏介さんのお兄さんが、似たような感じで、活動を全面サポートしているんですよね。

結局、サポートに生きるんだな!と思ったのですが、それが本心からやりたいと感じられるというのは、幸せな関係ですよね。

洸人のウミネコは下手なのか?

私は、上手!と思ってしまったんですが・・・

いきなりウミネコを描いてと言われても、私は描けませんからね。

それより、ライオンのウミネコが上手でびっくりしましたよ。

ちゃんと、くちばしにあいた鼻の孔まで描いてあって。

でも私、ウミネコ好きで。ウミネコで終わったラストが最高でした。

ウミネコね、魚市場でおさかな拾いにきてるのとか、船で餌もらいに飛んでくるのとか、そんなおなかすいちゃってる子ばっかり見ていたので、あんなに気高い鳥だったのか!と発見がありましたよ。

だれがウミネコということもなく、だれもがウミネコでしたね。

ライオンは、ライオンなのか?しまうまなのか?ウミネコなのか?もう訳が分からないですけどね。

まとめ

美しく、それぞれの旅立ちを描いて、【ライオンの隠れ家】は終了しました。

ロスの方は、原作ノベライズ本もあるので、是非手にとってみてくださいね!

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