【ライオンの隠れ家】原作小説(ノベライズ本)感想

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【ライオンの隠れ家】も残りあとわずか・・・。

みっくんとお別れするのが寂しくて、発売されたばかりのノベライズ本(上)を読んでみました!

感想を書いていきたいと思います。

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ノベライズは、ドラマとどう違う?

基本的には、ドラマと同じように進んでいきます。

ドラマがもとになっているので、情景が、カメラワークも含めて目に浮かぶように書かれています。

ただ、俳優が表情や仕草で表現しているところを、より詳しく、文章で読むことができ、あのときはこういう気持ちだったのか!と理解が深まっていきます。

上巻は、愛生が警察で自供をするところで終わっています。

ノベライズ(上)を読んだ感想

冒頭、冷蔵庫に貼ってあるみっくんの生活時刻表が、文字になって描き起こされているところで、まず「うわあ!」とうれしくなってしまいました。

あの時間表、好きなんですよね。

特に最後の、「行ってきます!」のところ。

そして、みっくんのこだわりの行動の数々が、次々と文字で再現されていきます。

牛乳を注ぐとき、200ミリの線にぴったり合わせるみっくん。

器用に、目玉焼きの黄身だけくり抜くみっくん。

牛乳がこぼれて、パニックになるみっくん。

こういう、みっくんの一挙一投足が大好きで、目に焼き付けておきたいなと思っていたのですが。

ドラマを見た後に読むと、文字だけでもすぐに情景が思い浮かびます。

「あ、あ、」という詰まりもちゃんとそのまま書いてくれているので、文字にみっくんの声色を載せれば、すぐに脳内で再現できるのです。

見逃していたところも、文字ではっきりと分かるのもうれしいです。

そして、美央に「おっきい赤ちゃん」と言われる貞本。

この頃は、まだ貞本のことをそんなに注目していなくて・・・。

今改めて見ると、たしかに!とくすっと笑ってしまいます。

そして、生活保護が止められたクレームを、市役所に言いにきたヤンママの場面。

子供を放置してパチンコをしていたと聞いて、洸人は思います。

「あの人も全部から逃げたくなるくらい、何かに追い詰められていたのかな」

この一言、この時はまだ他人事だったのですが・・・

物語が進んだ今、見てみると、

「祥吾も追い詰められていたんだな」ということを示唆する一言になっています。

愛生が警察に捕まった場面では、「何故洸人は何もしないんだ?」という声もありましたが、小説版には、ちゃんと答えが書いてありました。

「この状況に理解が追い付かない。」「どんな言葉をかけていいか分からない」からだそうです!

こんな風に、基本的には、ドラマ通りに進んでいくのですが、ドラマでははっきりとは分からない部分が、ちょいちょい混じっています。

他にも、

刑事の高田が、愛生が隠れているホテルに向かう前の、週刊真相の楓とどんなやり取りがあった?

ホテルで警察とすれ違ったときのゆるぎの心情は?

愛生が母親と写真を撮った理由は?

などなど、テレビでは描かれなかった細かいことを見つけると、にやりとしてしまいます。

ノベライズがおすすめなのはこんな人!

以上、感想を書いていきましたが、こんな人には、ノベライズ本を是非おすすめしたいなと思います。

・『ライオンの隠れ家』が大好きで、とことん味わいたい方

・見逃した回がある方

・終わってしまうとロスになりそうな方

・みっくんの豆知識を文字で確認したい方

私は電子書籍で購入しましたが、手元に置いて、見たい時にすぐ見られるという安心感により、より、どっぷりと『ライオンの隠れ家』の世界に浸れそうだなと感じています!

『ライオンの隠れ家』の温かく楽しい世界観を忘れたくないな!もっと入り込みたいな!という方は、是非、小説でも味わってみてくださいね。

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