「ライオンの隠れ家」第3話あらすじと感想

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「ライオンの隠れ家」第3話

笛乃川母子行方不明事件

山梨県笛乃川で、立花愛生の血の付いた衣類が見つかりました。ニュースを見て、シリアスな空気の中、みっくん登場。

「ライオンが僕のタオル使いました。」

ほのぼの~。いや、みっくんにとっては大事件だけどもね?

洸人が、ニュースで知った愁人(しゅうと)という名前で呼びかけると、ついつい「なに~?」と返事をするライオン。

でも、すぐさま「ライオンだよ!」と否定します。

こんな小さな子が、自分の名前を隠さなきゃいけないなんて・・・

その後、洸人はライオンに真実を聞いてみるが、お父さんとお母さんはいないと答えました。

洸人は、XとLine。

「この件ってあなたですか?行方不明ってなんですか?

早急に返事をください」

返事はありません。

寅吉は、ライオンにごはんを作ってくれ、1年生のドリルも買ってくれました。

ライオンはやった~!と喜び、勉強が好きなことが判明。

ライオンは、今まで、勉強ができる環境じゃなかったのかな・・・?したくてもできなかったのかな?

職場では、後輩の牧村美央が、「なんかあったら相談してくださいね。小森さん職場で気軽に話せる人私くらいしかいないんですから」と洸人にいうと、貞本が、「俺の方がマブだ」と反論!

モテてる!

プシッタコサウルスは優しいの?

今日もみっくんのお迎え、17時30分59秒の遅刻。

みっくんの個展が、あさがお動物園で開かれることになり、家族の無料券をゲットしてくれた、船木さん。

「船木さんはプシッタコサウルスみたいにやさしいです」と小野寺さんが言います。

プシッタコサウルスって優しいの?気になったので、調べてみました!

プシッタコサウルスは小型の草食恐竜で、主に植物を食べるおとなしい性格だったと考えられているそうです。

そのため、他の草食恐竜と同じく、現代の動物でいえばシカやカモノハシのように、基本的には優しい性格だったと推測されるのだとか。

プシッタコサウルスは約1メートルほどの小柄な恐竜で、独特のクチバシを持っていましたが、捕食性の恐竜に対抗する武器を持っていたわけではなく、襲われると逃げたり隠れたりしていた可能性が高いとのことでした!

プシッタコサウルス、弱そうですね!船木さんは、プシッタコサウルスのように優しいですが、強い人のように思えます!

 

みんなであさがお動物園へ

みっくんは、ライオンの分の無料券もゲットして、みんなであさがお動物園に向かいます。

みっくんの計画通りに、まずはアジアゾウを見学。

ぱおーんと手で鼻を作って喜ぶライオン。

すると、象が本当にぱおーんと鳴いて、わお!と逃げるみっくん。

クロサイコーナーでは、「上向きにとがったくちびるしています。」と言って、クロサイの真似をするみっくん。かわいい!

そして最後に、ライオンが好きなライオンを見学!

野生生物の世界では、他の動物に捕食されることがあるため、こどものライオンは生存率が低く大人になるのは大変です、と説明するみっくん。ライオンしょんぼり。

ライオン「動物園にいれば安全?」

みっくん「はい、ここは安全なプライドです。」

ライオン「良かった~」

「この家にいれば安全だから」と言っていたライオンの姿を思い出す洸人。

時間になると、みっくんの絵をみんなで見に行きます。

「動物には命の色があります。きりんは129C、ゴリラはブラック3C、ぞうは071Cと659C」と説明するみっくん。

「みっくんすごい。かっこいい!」とライオンに言われ、ぱちぱちまばたきをして喜びます!

じわじわと、二人の距離が近づいていくのが伝わります。

そこに、美央がやってきます。みっくんと握手をしようと手を伸ばすが、みっくんもじもじ。強制的に手を握られ、目を見開いて照れまくっていました!

そこに事件が!

ライブペイントをする小野寺さんが、行方不明に。

お腹痛いとトイレにこもっていた小野寺さんから、「かっこいい筆」を託され、みっくんがライブペイントを始めます。

青い絵の具を大胆にぼたぼたと落とし、描き始めようとすると、キーンとマイクのハウリング音が!

パニックになるみっくん。

そこへライオンが来て、ゴーグルを差し出し、「みっくんの絵、僕楽しみ!」と伝えます。

みっくんはゴーグルをつけて落ち着きを取り戻し、ライブペイントを再開しました!

みっくんが舞台で耳をおさえてパニックになり、お客さんはさぞかしびっくりしたでしょう。

大勢の観客の前でこんなことになるなんて!と小者の私はとても心配してしまいましたが 。

ああ、そういうこともあるよね、ってみんなが思えるくらい、自閉症の理解が広まっているといいですよね。

このドラマで、私もたくさん学ばせてもらっています。

そういう時どうやって助けたらいいのか?のヒントも、拾っていけたらいいな。

みっくんはノリノリで絵を描き続け、なんと!寝転がって描いています。

みっくん、天才だなあ!常識に縛られない姿に憧れます。

そして、ピンクのライオンを完成させました!

その後、無邪気にヤギと戯れるみっくん。

その姿を見て、

「最近みっくんの見たことない顔ばっかり見てるなあ。もしかしたら僕が今までみっくんの可能性せばめてたのかなあって。人に迷惑かけたくないとか、自分にとって都合がいいようにとか、そういうの気にして、弟はこういう人間って決めつけて。でもライオンがうちにきてからみっくん変わってさ。」

と、洸人。

分かります!子育てをしていても、ついつい、人に迷惑かけないように、スケジュールがうまく進むようにって、今やりたかったことを諦めてもらうことがたくさんあります。

常識から外れすぎても生きていけないし、のびのびと暮らしてもらうというのは大変なことがたくさんでてきます。

我が息子も、クレイジーな絵を描く天才肌です。発達は遅く、五歳なのにひらがなも読めないし前回りもできないし、どうやって育てていけば、この才能を活かせるのかな?と日々悩んでいます。

普通の学校に入って、みんなと一緒にお勉強やいろんな活動をしてもきっと落ちこぼれてしまう。

でも、うまく導けば、きっと才能を活かせる場所があるはずだ!と思うのですが、まだ見つかっていません。

このドラマの、ライオン君からヒントをもらうとしたら、「こどもらしく」かな?日々のやり取りを大切にして、やりたいことを大事にして、信じてあげる。

少しだけ、ヒントを見つけることができました。

美央は、「ライオン君が来てくれて良かったですね。3人で一緒にいることに意味が生まれてるのかも。」と言いました。

「この人は牧村美央さんです。今日僕のファンになりました。」というみっくん。堂々と、そういうこと言えちゃうのも素敵です!

動物園のシーンは、小野寺さんを除いてひたすら、平和で、希望と幸せがあふれていて、とても好きなシーンでした。

ライオンの父親に会いに行く

日曜日。ライオンのお父さんに会いに行く洸人。

「行ってらっしゃい洸人!」とライオンのぬいぐるみを持ってジャンプするライオンもかわいいです。

この日は山梨で、「たちばな都市建設主催 リニア駅周辺事業 住民説明会」が開かれていました。ネットで特定されたライオンの父親、橘祥吾が、この説明会に出るというので、洸人は会いにきたのです。

たちばな建設は、兄の橘春一が社長をやっています。

「こんな状況なのに休めないなんてかわいそう。橘家の人間は代々幹部なのに、祥吾だけ平社員のまま」と、住民は祥吾を哀れみます。

なにか、裏がありそうですね・・・

一方、「週刊真相」の記者、工藤楓と天音悠馬も、この説明会にこっそり参加。

「住民が誰も反対しないなんて、立ち退き料がたくさんもらえるんですかね。」と天音。

そうなんですかね?たくさんもらえるんでしょうか?気になります!

祥吾から話を聞けなかった工藤と天音は、情報交換に洸人を誘い、橘家を訪れます。

大きな家、倒れた自転車、庭にすべりだい。

洸人は、「ここで愛生とライオンが暮らしていた想像がつかない。」と感じます。

次に、ライオンが通っていた「みなも保育園」にも取材へ。

そのとき、「ラップってどこにあります?お父さんに会えました?と美央から電話。

美央はなんと、XからのLine「父親に会ったかどうか探ってください」という指示に従い、洸人を探っていたのでした!

楓は、「無理心中、不慮の事故、誰かが突き落とした。」どれだと思う?と洸人に問いかけます。

「まだ死んだとか決まっていない。生きてたらいいなって願望です。」と洸人。

「みなも保育園」で聞いた話では、愛生は若い男と不倫していた、子供を連れて家を出たという噂や、保育園にはしばらく休むと連絡していたことなどが分かりました。

愛生が勤めていたクリーニング店では、店長が、「愛生は3週間前にパートを辞めたいと言い出した。元気なかったなあ。」と証言しました。

楓は、愛生のことを、「だれとも深く付き合わないタイプだった。」と推測します。

そして、小森のことを、記者じゃない、愛生の弟?と当ててしまいます。

3人は、バーのママから、祥吾行きつけのクラブを聞き出しました。

クラブで女性と楽し気に酒を飲んでいる祥吾を見て、「妻子が行方不明になっている人間の顔ではない」と感じる洸人。

「笑顔でただいまって無事に帰ってきてほしいです。」とインタビューで答えていた姿とのギャップを感じます。

みっくんが初めて描いた絵

帰宅すると、みっくんが寝ないで洸人を待っていました。

ライオンが一緒に描きたいと言って、一緒に描いた絵を見せたかったとのこと。

「にいちゃんとぼくとライオンは同じプライドの仲間です。」というみっくん。

洸人は、絵を見ておどろきます。そこには、ライオンを真ん中に、みっくんと洸人の絵が描いてありました。

みっくんが人の絵を描くなんて初めてのこと。みっくんの世界がどんどん広がっているのを洸人は感じます。

私はこの絵に、とてつもなく希望を感じました!

自閉症って、成長しないわけではない、でも本当にゆっくりゆっくりで、家族の方はやぱり諦めている部分は大きいと思うんです。でも、ドラマの中の話ではあるけれど、こうやって、自閉症でも、世界を広げていけるんだな、とたくさんの人が知れば、どんなに可能性が広がることか。

人と関わることの良い側面が、描かれていたなと思います!

洸人は美央に、ライオンの父親のことを聞かれます。

「話せなかった。ライオンを返そうって思えなくて、もうしばらく3人でいようと思ってる」と洸人は話しました。

「私もそれがいいと思います」と返す美央。美央はやっぱり、いいひとにしか見えません。。

その後、洸人がうたた寝していると、水の入ったグラスを落として割ってしまうライオン。

「コップが割れました。トラブルです、トラブルです。」と叫ぶみっくん。

ライオンが見ていたテレビ画面には、愛生の遺体が発見されたかのようなニュースが映っていました。

ライオン君が心配・・・。

次話に続きます。

 

 

 

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