[海のはじまり第5話]から、もらったヒントについて書いていきます。(プロモーション広告を含みます)
「美容院」は子育てのバロメーター
・海ちゃんと二人暮らし、お金がなくて美容院に行けない水季
・離婚して夏を一人で育て、美容院にも行けなかった夏の母
・子供を産むことができず、美容院でおしゃれを楽しむ時間もお金もあるが、心は寂しい弥生
・美容院に来たけれど、元夫に会っている娘を早く迎えに行くため、カットのみで済ませるシングルマザー?
美容院て、生きていくのに絶対必要なものではない、でも髪は勝手に伸びるし行かないわけにもいかない、絶妙な領域の場所だなと思います。
私なんかは、ママは髪の毛可愛くしなくていいのって聞かれたら、顔が美しいから必要ないって答えますけどね。嘘です。おしゃれな場所が苦手で、話しかけられるのも嫌なので、できれば美容院には行きたくないです。自分で切ったりもしますが、できれば髪の毛伸びないで欲しいな~と思っています。
ちなみに、シングルマザーでなくても、出産後しばらくは、美容院に行けない時期というのは現れます。おしゃれなママで、パパに余裕があって、赤ちゃんも平気なタイプであれば、パパに赤ちゃんを見てもらって美容院に行ったりするかもしれませんが、美容院に行く余裕もないママは周りでも多かったように思います。子育て中は、髪の成長が止められる薬なんかあったら、売れると思います。
でも場合によっては、幼いこどもを一人で留守番させて美容院に行く母親もいるでしょう。
こどもがいるから美容院に行けないというのは、美容院よりもこどもを大切にできている、ということ。髪の毛ぼさぼさでみすぼらしくて悲しくなることもあるかもしれませんが、子育てを頑張っていると、胸を張ってほしいなと思います。
幸せな家族の象徴「コロッケ」
・海ちゃんの好物はコロッケ
・夏の話を聞くために、みんなでコロッケを準備する月岡家
・仕事帰りには買ったコロッケで済ませていたが、夏と会えない休日にはコロッケを作る練習をする弥生
コロッケって、作るの面倒ですよね。私は決して作りません。手間暇かけて作るコロッケは、愛情そのもの。弥生は、海ちゃんのためにコロッケを作ろうと頑張っていたんですね!涙ぐましい努力です。
「コロッケを食べながら聞く話」
コロッケ食べながら聞いちゃいけない話って何?メンチカツの話?と、水季ならつっかかったであろうこの場面。
ほらやっぱり、コロッケ食べる手止まっちゃった。
中絶に同意した夏へのお母さんの怒りはごもっともです。でもね、夏に性教育が足りてなかったのは否めない。親としては、こうなる前に、ちゃんと教育していこうと再確認させられました。
それよりもなによりも、名前を聞いて、「海ちゃん」と笑みを見せる母、目が細くなっている父。海ちゃんに新しい家族が誕生した瞬間でした。コロッケはやっぱり、幸せな家族の象徴。
髪の毛の結い方に性格が出る。
これは、いい視点をもらったなと思いました。
弥生の髪の毛で三つ編みを練習した夏は、「性格が出すぎてる。優しすぎ。ゆるすぎ」と言われてしまいます。
一方弥生の母は、「すごい早くて痛いの、作業って感じ。」とのこと。
婚活パーティなんかで髪の毛を結う時間があれば、お互いのことがよくわかりそうです。
ちなみに私は、編み込みしたことないです。三つ編みすら毎日なんてやりません。弥生の母親も母親業が苦手ながらすごく頑張っていたんだろうなと思います。
ゆってないですよ、思っただけです
「ママの病気が分かったり死んでから現れるなんて、みんな調子いいよねー」と、心の声を音声にしてしまった津野。そのあとの言い訳がこれでした。このセリフ、すごく使えますよね。本音を言ってしまったけれど、心の声が聞こえてしまっただけだと相手に錯覚させるテクニックです。
津野の心の声が聞こえた同僚は、
「気持ちは分かる、家族でも何でもないんだけどさ、ずっとそばにいたの私たちくらいで、支えてたの津野君くらいで、いなくなったら急に外野な感じちょっともやもやする。」
と、津野の気持ちに共感します。津野くんに理解者がいた!うれしい!
「血でも法律でもつながってないですからね。弱いもんですよ、そばにいただけの他人なんて」と津野くん。津野くんにも役割があることに、早く気づいてほしいですね。
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